|
『』(さだシティ)は、シンガーソングライターさだまさしが2011年7月6日に発表した、ソロ36枚目、グレープ時代から通算すると40枚目のオリジナル・アルバムである。 == 概要 == 前作の後、先にシングルで発売されている曲は無い為、全曲が新作のアルバムである。 元々、さだの曲の中でも特定の土地を舞台にしていない曲(例:「雨やどり」「魔法使いの弟子」「パンプキン・パイとシナモン・ティー」など)の舞台は架空の街「まさしんぐタウン」と呼ばれていた〔さだ企画が配信しているさだの公式メールマガジンの名称は「MasaSingTown Mail」である。〕が、さだの制作した楽曲が500曲を超え(提供曲含む)、街の住民が増えたことから「タウン」から「シティ」として新たに街づくりをする、というコンセプトである。そのため、新たにさだシティに置いた施設(主に文化施設が中心〔生活を支えているのは心であり、文化であり、文明だけが先に走って文化がついてこないと人は不幸になるからまず最初に文化であって欲しい、という願いをこめたとさだは雑誌「TVステーション」2011年16号のインタビューで述べている。〕)を舞台にした楽曲で構成されており、さだが書いたライナーノートも「旅行案内書(ガイドブック)」と題されている。 ジャケットは前作『予感』に引き続いてさだの友人のイラストレーター・おぐらひろかずが担当。""の街並みが描かれ、前作『予感』のジャケットに描かれていた桜の樹も描かれている。初回版のみBOX仕様。 このアルバムの制作中の2011年3月11日に東日本大震災に遭遇したさだは「歌っている場合ではない」と途方に暮れた〔なお、アルバム完成後の2011年6月にさだは大船渡市、陸前高田市など太平洋沿岸の被災地の避難所を訪問している。〕が音楽家として出来ることをしようと思い直して完成させたとブックレット冒頭の「市長挨拶」で語っている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Sada City」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|